映画の感想:「インサイド・ヘッド2」は思春期の子の親御さんにぜひ見てほしい

本や映画の感想

予告を見て、絶対に見に行こうと思っていた映画。
インサイド・ヘッド2を見に行ってきました(*^_^*)

あらすじ

前作でミネソタからサンフランシスコに引っ越してきた主人公ライリー。
前作では、新しい環境になじむために、たくさんの感情たちがライリーのために衝突し、様々な出来事をおこします。

今作では、すっかりサンフランシスコの生活に慣れ、新しい友達もできたライリーの思春期を描きます。
友達、大好きなホッケー、高校入学という新しい生活への期待と不安・・・

そんなライリーのもとに、今までは存在しなかった、新しい感情たちが現れます。

その新しい感情たちが、今までの感情たちを追いやり、暴走していくのです。

ライリーがライリーらしくいるために必要なもの。

それは、封じ込めたはずの思いもよらない過去の記憶・・・

私の感想

感情を擬人化するというそのアイディアに、やっぱりディズニーはすごいなぁという感想につきた前作でした。
よくそんなこと思いつくなぁって。

前作では主人公のライリーがまだ幼いので、感情の種類もシンプルだったんです。
今作ではライリーの成長とともに、これまでなかった感情たちが現れ、映画に深みを出しているなぁと思いました。

シンパイをはじめ、イイナー、ダリィ、ハズカシ。

どの感情も、少しずつ大人になっていくライリーを守っていくために必要な感情です。

でも、その感情が暴走することで、これまでのライリーが影を潜めていきました。

我が家の不登校の子供たちの頭の中は、今、どんな感情に支配されているのかしら?

上の子供は、シンパイが多めかな。
ダリィ?ハズカシ?イイナーもけっこう司令部にいそう。
昔からいたはずの、ヨロコビが時々顔を出すこともあるかな。

下の子供は、まだ、新しい感情たちはあまりいないかな。

いや、イイナーとハズカシはもういそうだな。

この映画を見てから、そんな風に見ることができています。

もちろん自分の中の感情たちも・・・

あ~、今、カナシミに支配されてるなとか・・・

そうやって、感情を客観的にとらえることができるようになる、秀逸な映画だと思いました。

さて、主人公のライリー、思春期に入ったとはいえ、まだまだお子様。

まだまだ新しい感情たちがやってきそうですね。

インサイド・ヘッド3も作ってくれないかな~と期待いっぱいです。

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